PENTA(ペンタ), 栄養素解説 -

コンドロイチンとグルコサミン(ニュー トリション自由自在 第18回)

PENTA私の経験上、スポーツ障害は、しっかりとした食事・栄養摂取をすれば、かなりの確率で予防できるのではないかと思う。

しかし、それでも高強度のトレーニングや厳しい試合を繰り返すアスリートにおいては、完壁に予防できるとは言い切れない。中高年以上の年代のアスリート、そしてスポーツ愛好家では、なおさらである。ひざや足首の関節に痛みがあったり、アキレス腱炎や靭帯損傷に悩むアスリートは少なくないのである。

これまで、このようなアスリートには、コラーゲン(コラーゲン・ペプチド)の使用を勧めてきた。コラーゲンを摂取することにより、患部のコラーゲン再生が高まり、骨・腱・靭帯などの結合組織を造って痛みを和らげると考えられる。

実際に、プロ野球、Jリーグ、ラグビー、陸上競技、マラソンなど、ほとんどの競技選手がコラーゲンを使用している。

しかし、関節の軟骨が磨耗した場合、あるいは軟骨の潤滑油の働きをする滑膜液が減少したような場合には、コラーゲンでも痛みを和らげ切れない場合がある。それには、コンドロイチンとグルコサミンの併用を薦めたい。

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