ダイエット, フィットネス -

インストラクターのための栄養学(第6回/最終回)

インストラクターのための栄養学「フィットネス初心者のおばさんは、なぜ太る?」

これまで、毎回話題を決めてインストラクターのための栄養学を書いてきましたが、最終回は「フィットネス初心者のおばさんは、なぜ太る?」というテーマからいろいろ考えてみたいと思います。

■50代の肥満女性が入会してきた

クラブに50代の肥満女性が入会してきました。本人の希望は「スリムになって美味しいものを食べたいし、オシャレもしたい」。それで「初めてのエアロ」というクラスに出ているが、希望とは逆に、体重が増えてしまった。そんなメンバーさんに、あなたはどんなアドバイスをしますか?

おそらく、この女性は長年運動をしていなくて、初心者用クラスの運動強度であっても強度が高すぎたのでしょう。本来ならば、トレッドミル(ランニングマシン)を利用したウオーキング等から始めて、体力がある程度ついてきてから初心者クラスのエアロに移行するべきだったと思われます。

図1をご覧ください。横軸は最大酸素摂取量に対する活動・運動の強度で、左端から姿勢として寝る、座る、立つ、そして歩く、速歩、ジョグ、ランという具合に運動強度が上がっていきます。ダッシュになると無酸素運動になるので、酸素摂取ができませんから、右端を振り切ってしまいます。そして、縦軸は呼吸商といって、その活動強度のときに吸った大気中の酸素が、エネルギー源を燃やしたときに、どのくらいの二酸化炭素を産み出すかで決まります。

出典:HELTH NETWORK 第28巻7号

 記事を読む(PDF)